来世は床になりたい

陰キャの優柔不断ブログ 誰得近況

作風の引き出しを開けよう

先日、下車オタクとの飲酒会に恵まれました。あのエモい動画を投稿しているアノ人やスタイリッシュセンスモリモリ某氏などといった、名だたる下車作者の方々に囲まれて下車談義に華を咲かせつつ酔っぱらっていたわけですが、一時「作風の引き出し」についての話題が出まして、あそこは何々がモチーフで云々といった会話が続く場面がありました。

音MADというアングラ的な要素の強い趣味界隈ではありますが、やはり普段から何かを作っている方々(しかもセンスモリモリ)なだけあって、それぞれ色んな引き出しがあるんだなぁと、会話していて感心させられるばかり。作風の数ほど引き出しが、いや、作風の数以上に作者各々の引き出しを持ち合わせているのだなぁと思った次第。知識・ノウハウの吸収があってこそ創作が成せるわけでして、自分みたいな底辺作者はそういうアンテナの広さをもっと見習わないといけないなぁと痛感するのでありました。

さて、かくいう私も底辺ながら何かしらの動画を作っているタイプの生き物なので、やはり作る動画には何かしらのモチーフがあるわけでございます。まぁ本音を言うとそんなにないんだけど。何はともあれ先日そんな話題が出たというわけでですね、せっかくですし過去に投げた映像について、覚えてる範囲で各演出のモチーフについてだらだらと書き連ねていこうかなと。もっといえばこの記事に便乗する(?)形で、他の作者さんの引き出しもバシバシ開けられていく流れが出来たらとか思ってます。便乗してね。

 

ちなみに、下車に関する動画を「加工系動画」「映像系動画」と私は心の中で分ける癖がありまして、前者は図形やタイポグラフィーなどを多用したもの(自作で言うならBergamot Suiteとか)。後者は画像や映像をメインに据えたもの(上京36号、芸備線のやつとか)、という定義で見ているのですが、今回は前者の動画についてのみ言及しますので予めご承知おきを。

 

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あら懐かしい。ShirahaMermaid Girlというタイトルだったかと思います。当時は色々頑張って作ったつもりですが、今見返せば各所にガバが散見されて恥ずかしいかぎり。それでも色々とポジティブな反応を頂くことも多く大変恐縮です。

 

このシーンのモチーフは言わずもがな

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きのくに線で使用されている特急くろしお号の乗車位置目標です。かつて381系のヘッドマークに用いられていた波のイラストをアレンジしたようなデザインで、その奥を(当時の)新型特急である287系が駆け抜けるというもの。

当時のくろしお号には381系、283系、287系にそれぞれA、B、Cと記号を割り振って、それぞれのドア位置や両数に合わせて乗車位置目標が設定されていましたが、381系の引退に伴い上記のようなサインに統一されました。確か381系がラストランを行う少し前からこのサインに順次取り替えられ始めたのではないかと記憶しております。

にしてもこのイラストがめちゃくちゃかっこいい。これ考えた人天才だと思います。こういう昔から使われてきたデザインを今風にアレンジしたような演出によわい。大好き。

 

上記のような具合で、実際に鉄道の現場で使われてるものをアニメーション化するのが個人的に好きでして、それなりに頑張って作ろうと決めた動画においては必ず取り入れようと思っている項目でもあります。編集における大きな軸の一つかもしれません。

 

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Bergamot Suiteの冒頭。つかってる素材は一緒です。流用ですね。

どうでもいいけどちゃんと駅名標柱と背景の画像でレイヤー切り分けてるんですよ。偉いやろ。こんな程度で調子に乗ってるからいつまでも制作クオリティが上がらない。すみません。

 

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リバチーも同じベクトルの着想に入るかと思います。ロゴの映像化ですね。

これは特急リバティのロゴマークがプレスリリースで公表されたときから、なんだか折り紙っぽく動かせそうだなぁといったずっと感想を持っていましたので、動画制作を機に実現することとなりました。フォント指摘ニキはフォント奢ってね。

この動画から「フリー画像」というものを用いるようになった気がします。背景の和紙みたいなのがそれ。下町を走る特急ということもあって和風な雰囲気を出せたらなと思いまして。まぁあくまでフリー画像なのでその路線や車両特有のデザインではないですし、安易な演出と言われてしまえばそれまでですが。

この車両自体も最近登場しただけあって、随所に洗練されたデザインが施されています。たとえば座席の柄、遮光カーテンといったところに用いられてる柄とかも、加工して背景に用いるとかそういう演出の仕方もあるなぁなどと、写真と集めながら考えてたりしてます。

 

これもまた編集における軸の一つと考えてますが、何かしら色を使ったり演出したりする場面で、せっかくならその路線や車両にちなんだものを使いたいよなというのがありまして、あまり脈略の無い加工を避けるようにはしています。いや避けれてないところももちろんあるんですけれど。

 

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Bergamot Suiteに戻りまして、このシーンは「イノセントガール」っていうゲームのOPからもってきました。カラフルでオシャレな感じの動画がすきなんです。女子力高い動画つくってみたいなぁ。女子じゃないけど。なんかこう、マスキングテープを組み合わせたような柄作りとか、そういうのもやってみるとまた違う雰囲気の動画が出来たりして面白いかもしれない。

 

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サビ部分。静止画で見るとめちゃめちゃ閑散としてんな。動画で見ても閑散としてるけど。

ここもまぁロゴの映像化の類です。283系のモチーフとなったイルカが出てきてワチャーっとしてからオーシャンアローのロゴが出てくるというやつ。今考えれば空とか海とかもっとリアルな画像を持ってくればよりアレがアレしたんでしょうが、当時はそんな気力が無かったんでしょう。今もないけど。

前段くらいであれだけ「色に意味を」などとのたまってしまったので申し訳程度に述べさせていただくなら、中央にあるオレンジのラインはみかんを指しています。和歌山は有田みかんで有名ですので。あと現在の路線カラー「オーシャングリーン」が導入される前、きのくに線を走る列車はオレンジ色のアンダーラインを表示していました。まぁこれは阪和線と一緒と言われればそれまでですが。

あとはオーシャンアローの名前にちなんで、弓矢みたいに一直線に駆け抜けるような雰囲気が出ればなぁとか思いながら編集していたと思います。関係ないけどスカイライナーのCMのあの映像とかかっこいいですよね。風景を変えながら横一直線に列車が走って行って、最後に車両が去りながらスカイライナーのロゴがでてくるやつ。ああいう映像を一度は作ってみたいものです。

 

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あと最後に一つ。習作9に入ってる堺筋線のやつです。

特段申し上げるようなものはないんですが、駅名標の裏の模様が

 

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堺筋線のどっかの駅にある床タイルの模様なんですね。こんなところから引っ張ってますよということで。これは1タイルを切り出してGIMPで正方形になるように調整してから画像ループかなんかのエフェクトをかけてやってた気がします。あとは色調調整とかで映像になじむように微調整とかして(馴染んでるかどうかは知らん)

 

大体こんな感じだと思います。現地にあるものをどれだけ良い具合に動画に盛り込めるかなみたいな感じでいつも考えてます。あんまり実現できてないけど。あまり路線とかに関係あるとは思えない、図形だけがぴょんぴょんしてる映像とかはなるべく作りたくないなぁとは常々感じていたり。とはいえそれも演出の一つですし誰が何をしようと勝手なんですが。

 

 

そんなこんなです。

読んだらぜひご自身の動画制作におけるアイデアの引き出しも教えてください。便乗お待ちしております。最後までの読了まことにありがとうございました。

 

あ~いつかはつよい動画投げてTLざわつかせたいし、あの人やあの人みたいに、後に出てくる動画の作風にまで影響を与えるくらいになってみたいな~~。まぁ自分なんぞの底辺に作風は無いわけで。ない作風をパクりようもないんですけどね。・・・以上寝言でした。寝言は寝て言え。はやく寝ろよ。おやすみ。