ゆかめ線

雑記と日記と ときどき旅行記

11月の生存報告

 

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どうも、くろしおりです。

今回もいつもながら錆び取り程度の近況報告って感じです。季節に合わせて言うなれば落ち葉掃きでしょうか。もっとも自分は一般社会から掃き出された落ち葉側の人間でありますが。

 

今日は久々に自宅の湯船にお湯を張って浸かりました。明らかに浸かるための広さじゃないシャワー専用って感じの浴室なんですけど、幸か不幸か自分の小柄さが功を奏してちょっと身体を折りたたむだけで一応全身を湯につけることができます。まぁ滅多にこういうことはしないんですけど、最近何かと疲れがたまっていたので入浴剤と共にゆったりと身体を癒したわけです。まぁこんな時間まで起きてる時点でそれも台無しですけど。あ~機会があったら公衆浴場とかで足を伸ばしてゆったりしたいものですね。紀伊半島の温泉巡りとかもしたい。

 

温泉と言えばひとつ気になることがありまして。

日本は火山大国とも言えるくらい列島中に火山が散らばっていて、その関係で同様に数多くの温泉地が日本中に点在しています。楽天トラベルで公開されている「2017年上半期 人気温泉地ランキング[1]」にランクインしている有名観光地の数々ー熱海(多賀火山)[2]、別府(別府-島原地溝)[3]草津(草津白根火山)[4]・・・などなど、温泉あるところ火山ありといった具合の抱き合わせっぷりですが、ここでふと思ったのが

 

紀伊半島には白浜・南紀勝浦龍神・十津川・湯の峰・・・と様々な有名温泉地があるけど、火山の話を聞いたことがないなあ」

 

ということ。たしかに言われてみれば火山にまつわる話を聞いたことがない。これだけ数多くの温泉地がありながら、温泉の大きな源である火山がないのはなぜなのだろうか。果たして本当に火山は存在しなかったのか。ということで簡単ながら調べてみました。

 

火山がつくった熊野の聖地 - 古事記、火山、秀吉──歴史を幻視する本 桃山堂

大地の成り立ち | 南紀熊野ジオパーク

日本の地質百選「古座川弧状岩脈」|和歌山県立自然博物館

火山学者に聞いてみよう-トピック編-

岐阜発!温泉博物館 | 岐阜県温泉協会公式サイト

アーバンクボタ「No.38 紀伊半島の地質と温泉」

 

紀伊半島 火山」等で検索して出てきた、以上をはじめとするサイトより実は紀伊半島にも火山があったことがわかりました。出てきた情報を簡単にまとめると、

 

① 約1500万年前、プレートの作用により半島地下のにマグマが生まれ、大地を形成した。

② 約1400万年前、火山の噴火により大量の火砕流が噴出し地表が陥没、カルデラを形成。

③ 火山活動は終わったが、地下のマグマが残存しており、これによって地下水が温められ温泉として沸いている説がある。

フィリピン海プレートと共に半島下へ押し込まれた海水は圧力により高温となり、上部にあるマントルの岩石を溶かしてマグマを作っている。

⑤ ③④で生産された・残存していたマグマにより地下水が温められ、「熊野酸性岩類」と呼ばれる岩脈を通じるなどして高温で地上に湧き出しているとされる。

 

なるほど、そういうことらしいです。かつてあった火山が形成したカルデラは「熊野カルデラ」と呼ばれ、その大きさは阿蘇カルデラをはるかに凌ぐ大きさだったとも言われているようです。

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とはいえカルデラが存在していたのはそれはそれは大昔の事なので、地図ではその形跡がよく確認できませんでした。古座川町の文字の地点やそのあたりにカルデラの外縁が大きく続いていたみたいですが、正直よくわからない。

 

しかし様々な地点でその形跡を見ることは可能で、「那智の滝」「古座川の一枚岩」「橋杭岩」など広く知られるような風景もこの火山活動により生まれたものとされているようです。初めて知った。

 

このようにして、紀伊半島には昔大きな火山があったこと、火山活動によってできた岩体やプレートの運動により熱源が形成され、それが温泉となって半島の各地に湧き出ていることがわかりました。

正直なところこのような理科的なものは得意ではありませんが、ふとした興味に駆られて調べてみると案外楽しいものですね。少なくとも何の興味もなく頭に無理やり詰め込まされた中学高校の時より楽しく知識を仕入れられていますし、こうして知識を入れておくと実際に旅行で各地を訪れた際に見えてくるものも変わってくると思います。今になって高校地学の参考書とか開いたら当時よりよっぽど高いモチベーションで眺められる気がします。

 

・・・というわけで、本当はただの近況報告として短く終わる予定でしたが、今回は「温泉回(?)」として思いのほか長い文章でお送りいたしました。紀伊半島と温泉についてはあくまでネットで即興的に調べた情報を基にしているので、図書館などで別の文献を見たりしたらまた別の視点が得られるかもしれません。まぁそういうのは追々やっていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

余談

先月末はJR西日本乗り放題切符を使用して鳥取方面へと旅行に行っていました。普段の旅行じゃ乗れないくらいに有料特急を乗り回せたのでアドみが深い~って感じで。今はそちらに関する旅行記をちまちまと書き進めているので、完成しだい順次公開できればなと思っています。

以前更新を続けていた秋田旅行がブログ削除によって中断となりましたが、続きの更新に関してはしばらく考えさせて欲しいです。また、その後行った名古屋旅行や夏の帰省についてもいつか旅記としてまとめたいところでありますが、とりあえず今一番記憶が鮮明な旅行である鳥取旅行に関してを取り急ぎまとめさせて頂きたく思いますので、予めご了承ください。

 

余談2

www.bathclin.co.jpそもそも温泉がどうできるのかについてわかりやすくまとめられているので、ぜひ見て頂けるといいと思います。火山が絶対にないと温泉が出来ない、というわけでもないみたいですね。

ちなみに紀伊半島と似たような形で温泉が沸く地域に「有馬温泉」が挙げられています。こちらは紀伊半島に比べ、高温の地下水が分布する地点がずっと浅いためマグマを形成することなく、高い温度で地上に沸き出してるといった具合のようです。