ぬる湯ま

よく錆びます。

経県値自分語り:東日本編

経県(経県値&経県マップ)

 

突然ですが「経県値」ってご存知ですか。

詳しくはサイトを見ての通りなんですけど、つまるところ「全国47都道府県の経験を6つのレベルに分けて判定します。このレベルを「経県度」と呼び、47都道府県の経県度に応じた得点合計をその方の「経県値」としています。また、この経県値を日本地図で塗り分けたものを「経県マップ」と呼びます。」ということで、つまりは日本中でどれだけ多くの場所を訪れたり泊まったりしたかを数値化できる!という便利なもののようです。

 

というわけで自分の記憶中枢を良い感じにこねくりまわしつつやってみました↓

『くろしおり』さんの経県値&経県マップ【生涯経県値】

 

私の経県値は138 点、ということで、これが高いのか低いのかいまいちピンときませんが、ここでふと、今まで訪れた都道府県について、そこで自分が何をしたのかをまとめたことがないなあなどと思ったものですから、良い機会ですし簡単ながらまとめてみたいと思います。

 

というわけで今回は、今まで自分が何かしらで足を運んだことのある都道府県について、訪れた時の思い出などと一緒にひたすら羅列していく回です。

1度に47都道府県を網羅するとえらく記事が伸びてしまうので今回はおおよそ東日本の区域で北の方から紹介していきます。

 

1:北海道

未踏

 

2:青森

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‣ 宿泊:なし  散策:あり  訪れた回数:およそ3回

私が今まで訪れた中で最北の地点がこの青森県八戸市

今年の夏休みの帰省旅行の道中で寄ったのが最後で、当時は夜行バスで八戸駅前に到着し、18きっぷを使用しながら一日中八戸線を取材してました。

午前中は陸奥湊駅前にある朝市で思う存分の海鮮物を頂いたのが記憶に新しい。「これくらい食い切れるだろ」とかイキって1500円分くらいの海鮮を白米に盛ってたらすぐに腹が膨れて、食べきるのに1時間くらいかかっちゃいました。あと乗る予定だった列車を逃して秒で行程崩壊。行程は自分から壊すものなのでセーフ。

旅行ではその晩に新幹線で盛岡へと南下したため、宿泊経験はありません。

実はこちらの方に地縁があり、過去にも一度来たことがありました。もう10年以上も前の話なので殆ど記憶にありませんが、あの時は十和田湖周辺や奥入瀬渓流などを巡った気がします。

 

地縁の関係もあり何度か訪れた青森ですが、その用事の都合上太平洋側の地域しか滞在したことがないので、機会があれば県庁所在地である青森市の方や桜がきれいらしい弘前などにもぜひ足を運んでみたいものです。

 

 3:岩手

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 ‣ 宿泊:あり  散策:あり  訪れた回数:およそ3回

青森と同様、地縁の関係で過去に来訪・宿泊経験があります。

初めて来たのは10年以上前、先述した十和田や奥入瀬を巡った後に岩手の知人宅に泊まりに来たのが初めてだと記憶しています。当時はセントレアから飛行機で秋田へ飛び、現地で一泊してから車で十和田・奥入瀬を経由して親戚宅に到着といったルートでした。途中どこかの売店でリゾートうみねこ号を模した缶を買いまして、それが今でも家に残っています。

2度目の来訪はまたもや親と一緒で、今度は広島から新幹線で東京を経由しやってきました。岩手県内の民宿で一泊した後自分だけ列車を乗り継いだりして目的の場所へ向かうなどしてました。

 

そして3度目が一番最近である夏休み帰省です。

八戸線取材を終えて盛岡へ向かう途中下車作者達(一人)。疲れからか、不幸にも八戸駅のロッカーにキャリーケースを忘れてきてしまう。後の行程をかばい全ての責任を負ったくろしおりに対し、キャリーケースの主、途中下車作者くろしおりが言い渡した示談の条件とは・・・。

やはり自分で作った行程は自分で壊すに限りますねえ。まるで積み木を積んで自分で蹴り倒す幼児みたい。事実知能は幼児レベルなのでセーフ。

 

まぁそんなこんなで盛岡のネカフェで夜を明かした後、本来は日本海側へ抜けるはずがキャリーケース回収のため再び新幹線で八戸へ戻る羽目になり、それからも本来の行程に間に合わせるために追加で新幹線に乗るなどして余計な出費を重ねてしまったのが非常に痛い思い出です。ちなみに間に合わせたかった本来の行程こと酒田からの快速きらきらうえつは見事運休となりました。(後述)

 

なにはともあれ本州で一番広い都道府県な岩手ですけど、景色は良いわ飯は旨いわでまぁ何度でも訪れたい旅先の一つです。今年の夏なんかはずっと涼しくて汗一つかくことがありませんでした。

 

4:秋田

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 ‣ 宿泊:あり  散策:あり  訪れた回数:2回

青森県の南部日本海側に位置する秋田ですが、こちらには2回ほど来たことがあります。

1度目は今年4月初旬の秋田旅行で、東京から18切符でひたすら北上してから秋田駅近くのネカフェで夜を明かし、翌日は由利高原鉄道の取材に一日を投じた後夜行バスで東京へ戻りました。

空の澄んだすごく天気のいい日で、沿線各所から「鳥海山」と呼ばれる名峰を拝められたのが良かったです。田舎は田舎でも自分がよく見かける西日本地域のそれとはまた違った雪国らしい、東北らしい独特な風景が印象に残っています。

 

2度目はまたもや夏の帰省旅行。八戸往復のため本来の行程より遅れて出発した当日、山形県酒田駅を16:11に発車する快速「きらきらうえつ」に間に合わせるため盛岡から秋田新幹線に乗車し、大曲、新庄を経由して酒田へ抜けた時でした。この時は殆ど素通りに近いので特に記述することはありませんが、4月に由利高原鉄道を訪れた時にはまさか再び秋田県内へ行くことがあるとは微塵も思っていなかったことでしょう。

 

5:宮城

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 ‣ 宿泊:なし  散策:なし  訪れた回数:素通り数回

青森や岩手には用事がある私ですが、その途中地である宮城には一切の地縁もありませんのでいわゆる素通り県となっています。新幹線で岩手を訪れた際に往復で通ったのと、夏休みの帰省道中シリウス号で夜中に素通りしたくらいしかないです。

とはいえ東京から比較的安価にこれる土地でもありますので、東京に住んでるうちに1度くらいは来なきゃなあと思っています。ずんだとか牛タンとかおいしいですしね。あと牡蠣とか。

 

6:山形

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 ‣ 宿泊:なし  散策:駅前のみ  訪れた回数:2回

山形には過去2回の来訪歴があります。1度目は秋田旅行、2度目は夏の帰省です。というか東北地方に関しては大体この2旅行が占めてます。

秋田旅行では18切符で北上する際に福島から山形線を経由して山形、新庄、酒田を通り秋田方面へ抜けました。山形駅で乗継ぎの時間を利用しで改札を出ましたが特に観光地巡りをしたわけでもなく、新庄駅でも長時間の乗継ぎ時間がありましたが雨のため駅前散策を断念しているので、「山形に行ったことある!」と言うには少々経験不足かもしれません。

夏の帰省では秋田新幹線で大曲まで来た後、新庄、余目を経由して酒田からきらきらうえつで新潟へ向かう算段でありましたが、当日はこの地域一帯でそれなりに雨が降ったらしく、羽越線が止まり画像の通り見事運休となりました。救済として酒田駅からは代行バス新潟駅へと行くことに。

天候による運行乱れはしょうがないですけど、盛岡から新幹線代をはたいて来たことを思うとなんだかなぁと感じるばかり。まぁこれもある種旅の醍醐味かもしれません。なんとなく雨がちな思い出しかないので、今度はめいっぱい晴れた日に来たいです。

 

7:福島

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 ‣ 宿泊:なし  散策:駅前のみ  訪れた回数:1回 (別途通過有)

散策を伴って訪れたのは秋田旅行道中の1度だけになります。東北本線から山形線への乗換時間に余裕があったので、これを利用して駅前で円盤餃子を食べるなどしました。

福島と言えど東西方向に広い県で、西側の会津方面などは完全に未踏なので、いずれは足を運んでみたいですね。雪の季節の只見線とか絶対エモそう。

 

8:新潟

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 ‣ 宿泊:なし  散策:駅前のみ  訪れた回数:1回

例の夏の帰省道中、代行バスに揺られてやってきました。本来の旅程より1時間以上遅れており、所定通りならきらきらうえつで新潟に着いた後、わずかな時間を見つけて「前川駅」に寄ったりする予定があったのですがそれも不可能に。とりあえず駅ナカの立ち食いうどん屋で軽く腹を膨らませてから列車に乗り、長岡駅から大阪への夜行バスに乗り継ぎました。

新潟駅の駅舎の写真はこれしか撮ってないのですが、実はこの反対側にある「万代口」駅舎の方がが高架化で従来の姿でなくなるらしい、というのを旅行を終えてから知りました。せっかくなら撮っとけばよかったですね。

 

9:茨城

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 ‣ 宿泊:あり  散策:あり  訪れた回数:5回以上

県内某所で何度か宿泊したほか、大回りで友部や土浦などを経由した経験があります。外泊の時は別段観光地を巡ったわけでもありませんし、大回りでは改札を出ることがなく完全な素通り状態となるので、「茨城に行った!」という実績としては多少弱いかもしれません。

 

10:栃木

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 ‣ 宿泊:なし  散策:なし  訪れた回数:2回 (別途通過有)

栃木県も自分の中ではほぼ素通り県として確立されつつあります。大回りで佐野や尾山を経由したのが一度目、秋田旅行の道中に宇都宮や那須塩原を経由したのが二度目の来訪でした。いずれも途中駅で改札を出ていないので、こちらも上陸したとは言えても滞在したとは言えないと思われます。

宇都宮は餃子がありますし、LRT整備なんかでも最近よく注目されてる印象がつよいな~って思います。あと個人的に真岡鉄道とか行きたいなと思っているので滞在経験が「有り」になるのも遠くないかもしれません。

 

11:群馬

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 ‣ 宿泊:なし  散策:なし  訪れた回数:1回 (別途通過有)

栃木や茨城と同様に大回りで巡る素通り県です。自分の居住地から見て旅行先になり得る東北ほど遠くなく、日帰りするにはちょっと費用が掛かって旅の目的地にするにはハードルの高い印象がつよいのがこの北関東3県です。駅さえ出なければ大回りでお安くこれちゃうのも、この地域への来訪が進まない一因かもしれません。

とはいえ群馬は上信電鉄上毛電鉄など良い感じにエモそうな中小私鉄が点在する地域でもありますので、関東にいる間にこの辺りの路線をゴリゴリ取材したい

 

12:千葉

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 ‣ 宿泊:あり  散策:あり  訪れた回数:4回ほど

東京のお隣千葉県については大回りで素通りした程度の記憶しかなく、上京してから「旅行先」として千葉を訪れたことは無い気がします。

しかし、修学旅行で東京ディズニーリゾートを訪れたことがあるので、これをもって宿泊経験ありとさせていただきました。

とはいえ上記の3回程度では千葉の端の端をかすった程度にしかならないですし、本当は房総半島の方面にも出向く機会を設けたいなと思っています。アクアラインとかいう便利な橋もかかっていることですし、いすみとか小湊とかで風光明媚な気動車旅、なんてのもアリアリのアリではないでしょうか。

 

13:埼玉

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 ‣ 宿泊:あり  散策:あり  訪れた回数:多数

千葉と同様、東京に隣接する埼玉県でありますが、こちらは様々な用事などで何度も訪れてきました。殆ど東上線方面に出向くことが多く、他は大回りで素通りすることが数回あった程度でしょうか。とはいえ埼玉らしい(?)ところに行ったことがないというわけでもなく、JR東日本の大宮公開にも1度足を運んだことがありますし、東武動物公園も端の方ですが行ってます。「旅行先」という程の位置関係でもないですし、どちらかというと「生活圏内」として扱っても差し支えないような気も。

 

14:東京

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 ‣ 宿泊:あり  散策:あり  訪れた回数:住んでる

言わずもがな現在進行形で住んでいる土地なので、特筆することはありません。

とはいえ上京前は修学旅行含めこっちに旅行しに来てたことが多々ありましたし、完全に遠い目的地みたいな認識だったんですけど、今ではこうして住むことになっちゃってますし、なんか面白いなあって感じです。(もっとも住んでる場所は当時の目的地とは大分ずれてますが)

 

15:神奈川

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 ‣ 宿泊:あり  散策:あり  訪れた回数:多数

埼玉同様、大回りで来ることもあり、様々な用事で訪れることも多い生活圏内な県です。修学旅行では鎌倉、元町中華街、横浜などを巡りましたし、上京後は三浦半島でまぐろを頂いたり江ノ電を取材したり他にもいろいろな目的で訪れてきました。

神奈川をみてて思うのが、この辺りって「神奈川として」の括りより、個々の土地が独立してそのブランド力を持っている点でして、例えば横浜に行った場合、わざわざ「神奈川県に行った」というより「横浜に行った」と言う方がなんとなくその雰囲気がつかめますし、他にも「鎌倉」「江ノ島」「三崎」「湘南」などなどそれ自体が有名過ぎて全体的に「神奈川感」が薄れている気がしてるようなしてないような印象を持っています。

 

 

・・・とまぁここまで東日本地域を中心に北から追って述べてきましたが、いかがでしたでしょうか。いかがでしたと言われても個人の思い出話に何をそんな思うことがあるのだと言われそうですが、こういう機会も今まで無かったことですし、来訪地について個人的にまとめてみたい気持ちもあったのでよしとしましょう。

次はいつになるかわかりませんが、次回は甲信越地方を経由して東海、西日本地域へと足を伸ばしていきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。