先月はこちら
生存報告の更新は3ヵ月目に突入しました。
ブログを錆びつかせず、月に一度の手入れが続くのは良い傾向でしょう。毎月更新するほどの話題があるかと言われれば、決してそうではないのですが......。
いや、ブログ更新を意識することで、日々起こることに対する意識がより向上するのではないだろうか? そのために毎月のブログ更新を欠かさないようにしようとしているのです! という言い方もありかもしれない。
・・・まぁブログを書きながら話題がないって言ってる時点で、その意識は節穴だらけであることが露呈してしまっているのですけれど。
合作「テツドウ動画摩電楼」に参加しました
途中下車シリーズ14周年を記念し投稿された合作の1つです。
参加者は延べ59名。その目玉は何と言っても作者の年齢層の幅広さでしょう。新しい技術や発想で界隈に新しい風を吹き込む「期待の新人」と目されるような方々から、自分がまだ下車についてもよくわかっていないような頃から既に大作を投じられている、まさに今の下車のレールを敷いたに等しいような大御所作者までが集う、今までに例を見ない合作でした。
どのパートも見どころだらけ。各作者さんの"らしさ"が動画の随所に溢れる様子はまるで蜂蜜のよう。長い間熟成された作風がギュッと搾り濾され、きらきらと輝きを放ちながら濃厚な蜜となって染み出してくるのです。絶品です。
え??? あの作者さんとこの作者さんが同じスタッフロールに収まってる!?!?!? そんな光景を目にするなんて、ウン年前の自分に想像ができたでしょうか。
しっとりと曲が展開される部分だったため、音声・動画共に静かな印象でまとめてみました。出来る限り前後パートの"繋ぎ"に徹したつもりです。やろうと思えば、もっと「ここは俺のパートだ!!見てくれ!!!」みたいな自分色の強い動画を作るという選択肢もあったかもしれませんが、それはしませんでした。
なぜならこのパートは、前パートが旅情系に振り切り、次パートはネタを挟めることのできるコミカルさを併せ持った動画に挟まれた部分であり、いわば雰囲気の転換部分と言えましょう。
であれば、前後の雰囲気を邪魔することなく、なんなら自枠の存在を認知されないレベルで大人しいパートに徹した方が良いのではないかと考えた次第です。
まぁ、前パートのあの映像を見れば、直後に続く私が何をやったところで全てが霞んでしまうわけですけれども。
いやもうびっくりです。映像がエモすぎる。ナオンのモデルを出されたらもう誰も勝てんのよ。
ガチモンの意中の異性なのか、依頼で撮影を引き受けてくれたモデルさんなのか、それとも全く別の繋がりなのか、、、事実は存じ上げませんが、やはり人間が登場する映像の訴求力って並々ならぬところがありますね。人がいると「ストーリー」になる。
はぁ~~~ワオも意中の異性と旅に出てその光景をまとめて下車にしてぶん投げてえなァァ~~~ッ!! 意中の異性との旅行を下車の素材扱いしてはいけない
ぼくはシルエット素材で茶を濁すことしかできませんでした。感服です。
みんな作ってないと言いながら周年記念の新作を上げているし、出来ないと言いながら彼女を作っている、新作も彼女も出来てないの俺だけ。
一体いくつになるまで同じようなセリフを吐くことになるのでしょうか。
人生周回遅れの話
昔もどこかで書いたかもしれない。
とにかく周りで流行ったコンテンツに周回遅れでハマることが多い。
まちかどまぞくは別に1話から目を付けていたわけではなく、たまたまTLで見かけた「効果音が面白いアニメ」という表現が気になって何の気なしに見たのが始まりだったし、現在進行形でドハマりしている魔女の旅々もリアタイ勢ではありません。後者に関しては完全に放送終了後に配信で追いかけていた身です。
この調子だと、きっと来年の今頃になって、やっとこさウマ娘にハマってるところだし、みんながもう飽きたっていう頃にめちゃくちゃ雀魂をやっていることと思う。
人の趣味嗜好の波はそれぞれだから、誰がいつ何にハマろうが自由だ。
そういう見方もできます。
一方、自分には「推されたものを素直に受け取れない」という嫌な性格があるようです。オタクにあるコンテンツを勧められたとき、その場でそれにハマるということがまぁ滅多にない。
それは推してくるオタクが嫌とか、推されたコンテンツが面白くないとか、決してそういうことを言いたいわけではなく。そういうことではない(まぁ押し売りを食らうと流石に思うところが出てくるが)んだけれど、提示されたものをすぐ消化できるほどの俊敏さを持ち合わせてないというか、なんというか。。
どうやら面白コンテンツを感じ取る神経の伝達がすこぶる遅いらしい。
そうすると問題が起こります。あるコンテンツが流行ったとき、それにハマったオタクが精一杯それを私に布教するかもしれない。ただコンテンツ神経の鈍い私は、その場で「ほんとだ! これ面白い!」には至らず、スルーしてしまう。それでいてしばらく時間が立ってから、○○めっちゃいいなってどハマリしだす。
まるでアツアツの鉄板に手のひらを晒し、皮膚が思いっきり焼けただれていくのに熱いと感じず、しばらく後にやっと熱い!! と手をひっこめたころにはもう黒焦げになっているような感覚。
鉄板に手を晒してる最中も、周りから「火傷するから手をひっこめなさい」と再三注意されているにもかかわらず、「いや別に熱くないよ」と受け流して、熱いと叫んだ頃にはもうとっくに手のひらを駄目にしている状態。周りにしてみれば「さっき注意したのになんで手を引かなかったんだ」と、不快感を覚えるに違いない。
笑い話をしている最中には全然笑わないのに、後になってから「えっ、あそこそういうことだったのか! ワハハ! めちゃくちゃ面白いな!!」と一人で大爆笑しているような状態。周りは「え? その話いまする?」と思うことでしょう。
いずれにせよ、リアルタイムで流行っている時それを推したオタクにとっては、決していい気分がするものではないのは間違いありません。
「今●●が好きでハマってるんだよね」という会話に「ふーん、そうなんだ」と返さず、「何それ、少し教えてくれない?」と続けていれば、もっと良好に保たれていたはずの人間関係が多くあったのかもしれない。それが後悔となって今の自分に鋭く突き刺さっている次第なのです。
けれども、けれどもだけど、自分にその場で刺さらないと思ったものに対して、その場でつよい興味関心を示すことが出来ないというのも、オタクにとっては共感の余地があるのではないかと、身勝手ながら思うのでした。オタクが他人に興味を示すことが出来ないのと同じように。
(この辺りの話は自分の脳みそから出たものを書きなぐっているだけのものなので、ガバ必須です。後々構成や表現を変えていくことがあることをご容赦ください)
「sm37797199」こぼれ話
この動画のことをいつまで擦るんやとそろそろ呆れられそうなのですが、一つだけ言いたい。
空港での話。
飛行機を降りた後、預けた荷物を受け取るところがありますよね。
ベルトコンベアにのって大きな荷物がずらずらと運ばれてくる、あのアレです。
自分の荷物が流れてくるのを待っている間、他人の荷物も眺めることになります、
その中に見覚えのあるキャリーケースが、
あっ、
「sm37797199で見たことあるキャリーケースじゃん」
ドッ!
ぼくの鉄板ネタです。
お粗末様でした。